加古川中央ロータリー・クラブ

ロータリークラブについて

2023-2024年度
国際ロータリーのテーマ

 

2023-24年度国際ロータリー
会長 ゴードン R. マッキナリー

 私たちの目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能になります。世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことです。ロータリーが人道的支援に力を入れたことで、ウクライナでのロータリー会員数は増えています。しかし、ウクライナだけでなく、イエメン、アフガニスタン、シリアをはじめ世界の多くの地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎはありません。平和とは、希望が根づくための土壌です。

ロータリーにとって継続の力は重要です。シェカール・メータ2021-22年度会長が立ち上げ、ジェニファー・ジョーンズ2022-23年度会長が継続した、世界中の女児と女性のエンパワメントに焦点を当てた取り組み、すなわち、女児の健康、福祉、教育、経済的安定を向上させる活動を継続していきましょう。そして、ロータリー全体で多様性、公平さ、インクルージョンの強調を継続していきましょう。

また、「ポリオのない世界」というロータリーのビジョンを実現するために、クラブの中に新たな緊張感が必要です。各年度に何をすべきかではなく、それを超えて考えるべき時が来ています。さらに、新型コロナウィルスの世界的流行によって深刻化しているメンタルヘルスの問題の影響を受けている人たちに、ロータリー会員が希望を与えるべきです。そのためロータリーが以下の活動を行うことを奨励します。

  1. 心の健康の話題に伴うスティグマの解消
  2. メンタルヘルスのニーズに関する認識の向上
  3. メンタルヘルスの支援や治療へのアクセス改善

ロータリーは、人と人とのつながりを生かして平和のために活動してきた長い歴史があります。コロナ禍を通じて学んだことをヒントに、より多くのプログラム、行事、活動にバーチャルの要素を取り入れていきましょう。テクノロジーを活用してつながりを作ることで、より多くの人にロータリーを体験する機会を提供できます。

ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます。ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられるのです。

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